正しいスキンケアの仕方、洗顔とスキンケアのポイントとは?
洗顔やスキンケアというと毎日行うことなので、つい我流になってしまいがちですよね。
そこで、正しい基本的な洗顔とスキンケアについて見ていきましょう。
自己流は肌を痛めます。美肌の基本は、王道法のスキンケアを心掛けることです。
正しい洗顔法の仕方とは?
最初のポイントは予洗いです。
ぬるま湯ですすぐのですが、これには理由があります。水ですすいでしまうと、顔の皮脂が固まり汚れが落ちにくくなるからです。
ぬるま湯なら、皮脂を溶かし出してくれるので、汚れが落ちやすくなります。
予洗いの際、ただすすぐのではなく、ティーゾーンや顎など皮脂の多い箇所は力が入りにくい小指を使って、クルクルと皮脂を溶かして、浮き上がらせるようなイメージで行います。
予洗いが完了したら、続いては泡洗顔に移ります。
泡洗顔で最も大切なのは、泡の作り方です。
大きめの洗顔ネットを使うと、もっちりとした濃密な泡が作りやすいですよ。
洗顔フォームまたは、石鹸をネットに擦り取り、水を少しづつ加えながら、泡立てていきます。一気に水を加えてしまうと、もっちり感が生まれないので、注意が必要です。
片手一杯に収まるくらいの泡の量が目安です。
濃密な泡で洗うことにより、肌との摩擦を軽減する役目もありますし、汚れを吸着させる狙いもあります。
洗うときは、ティーゾーンから洗い始め、乾燥しやすい頬は一番最後に回します。おでこ・鼻・顎の順に洗っていき、最後に優しく頬を洗います。
肌を擦るのは禁物で、力を入れないようにします。30秒を目安に洗い、しっかりとすすぎます。少しでも洗い残しがあると、それが原因となって肌荒れ・かぶれを起こす場合もありからです。
自分できちんとゆすげたと思っても、プラスして10回ほどすすぐと良いでしょう。最後に、鏡で洗い残しがないか確認します。
特に生え際やフェイスラインは泡が残りやすいので、入念な確認が必要です。
洗顔が終わり、フェイスタオルで拭くときは、ゴシゴシするのではなく、顔にタオルを広げ、その上から優しく軽く押さえるようにして、水分を拭き取ります。
スキンケアのコツとは?
洗顔に続いて、スキンケアです。
化粧水・乳液・美容液など、複数を使うのが面倒だと感じる方には、オールインワンゲルがオススメです。
オールインワンであれば、塗るのは一つだけで済みますし、肌摩擦を減らすことができるので、一石二鳥です。
女性にとって、楽なのはありがたいですよね。
ゲルを塗る時にコツがあります。
ただ塗れば良いという訳ではなく、塗り方一つで浸透にも違いが出てくるのです。いくら高級な良い化粧品を使っていても、有効成分が浸透しなければ、何の意味もありません。
まず適量を手に取り、15秒ほど手の平で温めます。こうすることで、浸透が早まります。
顔全体に点々と置いていき、優しく塗り広げていきます。行き渡ったら、両手を使って約1分ハンドプレスを行います。肌が手の平に吸い付くようなモチモチ感が出たら、ハンドプレス完了のサインです。
スペシャルケアは何をするべき?
久しぶりに友人と会う・同窓会の案内状が届いた、こんな時は普段よりも一層、スキンケアに力が入りますよね。
そこでオススメなのが、いざという時のスペシャルケアです。
いつものスキンケアに加えて、パックをします。
市販されているシートタイプのものでも良いのですが、これだと痒み・赤み・肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす原因になってしまう時もあります。
日頃、愛用しているゲルを使ったパックの方法を見てみましょう。
適量よりも多い量のゲルを顔に塗ります。次に、大判のコットンを清潔な水で濡らし、軽く絞ります。絞ったコットンを顔にのせていきます。空気が入らないように、密着させるようにのせます。顔中にのせたら、10分間パックをします。
パックは長くすればするほど効果が高まると思ってしまいますが実は、長時間のパックの間に、肌の水分が奪われるので、逆効果です。
10分が経過したら、コットンを剥がし、1分ハンドプレスをします。これで潤いの充電・スペシャルケアは終了です。
まとめ
毎日、正しいスキンケアを行う事で、健やかな肌が保たれます。一旦立ち止まって、スキンケアの基本を見返し、美しい素肌を手に入れたいものですね。